ペット供養 納骨ネットBLOG
各自治体のペット火葬・納骨の状況について
2019年11月01日
お知らせ, ペット供養, ペット霊園スタッフより, 代表より
先日、泰聖寺Webサイトでもお知らせ致しましたが、MBS毎日放送『Newsミント』の「真相R」にて、泰聖寺が運営する『てんのうじペット霊園』が紹介されました。
【特集】ペットの遺骨はどこに!?手を合わせていた場所に納められておらず…困惑する飼い主たち
この取材の後、当霊園代表(泰聖寺住職)は他の自治体のペット火葬の対応や納骨先とその開示状況につきまして、インターネットをはじめ大阪府下については現場まで向かうなど確認を進めております。
現在、特に現場での確認につきましては主要な市町村での確認にとどまっていますが、今回は主に皆様が目にできるネット上での開示状況・表記を中心に、現時点での所見につきまして代表よりお伝えいたします。
【泰聖寺住職の意見】
私が把握している大阪府下の動物火葬情報ですが、大阪市の場合は、ホームページ上に「動物の死体は動物専門の委託業者に引き渡し、委託先で合同焼却処理をしています。高温で処理するため、灰となって骨はほとんど残りません。わずかに残った灰は委託業者から埋め立て地に運ばれます。埋葬・ご供養を希望の場合は、民間の動物霊園等にご依頼ください」と記載されています。
堺市の場合は、動物指導センターに慰霊碑はありますが、遺骨は大阪湾の埋め立て地に運ばれます。箕面市は一体につき1000円で返骨可能、返骨しない場合は大阪湾の埋め立て地に運ばれます。 茨木市は5000円で返骨可能です。動物慰霊碑には遺骨はありません。収骨しないお骨の行先は不明です。高槻市は、約一万円で返骨も可能。
以上のように、各市行政によって料金や対応は違いますが、ホームページ上に説明書きがあります。河内長野市は「愛玩動物の処分」和泉市は「死獣処理」、八尾市と東大阪市は「死体の処理」の記載が、どうしても物扱い(産廃ゴミ処分と同様)で説明不足を感じますし、堺市や茨木市では掲載ページが「ごみ」に分類されているのも、非常に配慮が足りないのだと感じます。 各市いずれも、動物(ペット)に対する考え方は、法的に産廃ゴミ扱いになっており、受け持つ部署は環境課なので仕方ありませんが、「ペットも家族の一員」と云う時代の流れの中で、火葬の実施方法、火葬後の説明書きを大阪市や箕面市くらいあっても良いかなと思います。
ペットも一緒に暮らした家族の一員であり、泰聖寺は人も動物も同じように「命の供養」をしているので、先日判明した河内長野市の対応には、不信感と憤りを感じますし、行政としての説明責任を果たして欲しいです。慰霊碑には、遺骨がアルナシの論点も重要ですが、そこにペットが眠っていると信じて参拝してきた方に対して、何年の何月から何月迄は、何処の委託業者が業務を行っていたか、千葉や静岡の寺院に本当に納骨されているのか、知る権利が市民にはあると思います。
ペットの死を通して供養心を育み、いつか必ず死を迎える自分の人生を見つめ直すのも、お墓参りの意味でありますので、安心して皆がお参りできる環境を作る為に、これからも寺院僧侶の役目を認識し、修行精進していきます。
合掌
台風21号による被害のご報告
【泰聖寺住職より】
この度の台風21号及び北海道胆振東部地震で、被害に遭われた方々に御見舞い申し上げますと共に、犠牲になられた方々の御冥福をお祈り申しげます。合掌
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平素よりてんのうじペット霊園をご愛顧頂き、誠にありがとうございます。
今月に入って以降、近畿地方を縦断した台風21号が私達の想定を超える暴風によって大きな被害をもたらし、また本日北海道におきましても、地震で土砂崩れや停電等の被害が報告されているなど、各地で災害が発生しております。
被害に遭われました皆様におかれましては、心よりお見舞い申し上げますとともに、いち早く復旧されますことお祈り申し上げます。
大阪市にある当ペット霊園でも、台風21号によって大切なペット達のお名前が書かれた霊標が倒壊するなど被害がございました。
▲台風21号による倒壊の様子
▲霊標倒壊と再建立のお知らせ
▲泰聖寺聖苑墓地のお知らせ
てんのうじペット霊園では、倒壊後直ちに霊標の修復に取り掛かり、皆様の大切なペット達のお名前が早く元通り収まるよう、関係者ご協力の下、既に手配を進めております。
本年中に修復が完結するよう全力を尽くして参りますので、今しばらくお待ち頂きますようお願い申し上げます。
▲倒壊前(完成当初)の霊標
茨城県水戸市での動物虐待について
先日、茨城県水戸市のNPO法人茨城県水戸市動物愛護の理事長が保護した動物に虐待を加えたとして、書類送検される事件がありました。
この件は虐待の映像も残っており、ネット上で拡散され非難の声があがるなど、社会的にも大きな反響がありました。
なお、この団体は動物保護だけでなく、ペットの火葬も付随して行っていたとのこと。動物を自分達の利益利用し虐待するなど許されるものではありません。
団体譲渡をするセンターも、やむを得ない事情により可愛がっていた犬や猫を託す飼い主さんも、そして私達も正しい目をもって、事前確認と判断をしないといけません。
もう二度と、このような目に遭う動物たちが居なくなりますよう切に望むばかりです。
※写真は保護猫の「にゃんにゃん」です。ビビりの性格なので、いつもビクビクしながら皆と御飯食べてますが、家の中では安心して寝ています。
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